
7月26日から日本でも公開される『功夫之王』(ドラゴン・キングダム)を香港版DVDで見ました。アクションがいっぱいで楽しい映画ですが、主人公のジェイソンが白人でありながら香港映画オタクの設定なので、それも見どころの一つでした。
そのジェイソンくんが映画の冒頭で孫悟空の夢を見てハッと目覚め、自分がベッドサイドのテレビを見ながら寝ていたことに気が付くシーンがあるのですが、そのシーンでテレビに写し出されていた映画がこのショウブラザーズ1965年製作の『西遊記』です。
この『西遊記』の主人公孫悟空を演じるのは、この映画がデビュー作だった岳華。後の武侠スターの片鱗がすでに見えているのですが、猿っぽい動きもうまいのでびっくりしてしまいました。
映画の物語は、西藏法師が最初に五指山で孫悟空に出会い、彼を弟子にして天竺(インド)への旅を続ける道中に猪八戒、最後に沙悟浄を弟子にするまでです。
今のようにCGもない時代ですが、特撮に安っぽさは全くありません。またデジタルリマスター版のせいで、VCDで見たのに鮮明で美しい映像に舌を巻いてしまいました。
短いシーンですが、後に起こることを匂わせるためにこの『西遊記』が使われていることを興味深く感じました。
(蓮子)



















